依存体質の直し方

依存は人間の体質として、依存してしまう人間とそうでない人間とに分けられると思います。

 

アルコール依存、ニコチン依存、薬物依存、他人への依存。

 

数は多くあれど、依存してしまう人間というのはそのどれもに対して依存しやすくあってしまうのではないでしょうか。

 

私も依存しやすい人間です。

 

依存しやすい人間は依存性のあるものに触れるとすぐ依存してしまいます。

 

 

お酒を飲めば依存し、タバコをすえば依存し、ODをすれば依存し、誰かと付き合えばその人しか見えなくなります。

 

私がそうでした。

 

幸い、アルコールにはハマりませんでしたが、タバコは10年以上続けていますし、メジコンという薬にドハマりして人工透析一歩手前まで行きました。

 

他人に依存したこともあります。

 

 

依存から開放されたいと最近は思うようになりました。

 

私が思うに、依存から開放される手段は2つ。

 

 

1つは、まず依存する対象に接しないこと。

 

私は麻薬などの非合法な物には手を出していません。

なぜなら、それらに手を出せば依存すると分かりきっているからです。

依存する前なら、依存した時の快感も知らないので少しの意思力で離れることができます。

 

誘われても断ればいいんです。

興味本位でいろいろ手を出してしまう人は要注意かもしれませんね。

 

2つ目は、単純に距離を置くこと。

 

難しいことをする必要はありません。

 

人間面倒くさいことは好きではない生き物です。

 

単純に物理的な距離を置いたり、どこかに隠したり、何重にもなった入れ物にしまったり…

 

それだけで意外と頻度は減ります。

 

私の場合は薬でそれが顕著に現れました。

 

 

いつも使っているデスクの上に薬を置いた状態で我慢しようとしても、2~3日しか我慢出来ません。

 

ですが、隣の部屋の押入れの中に入れてガムテープで封をしたら平均で4~5日ほど我慢できるようになりました。

 

最近始めたばかりなので誤差程度に思われる変化かもしれませんが、私は確実に効果を実感しています。

 

 

何かをやめよう、という意思だけではなく、その意思をサポートする自転車の補助輪のようなものが必要だと思うのです。

 

 

タバコもやめようと思っています。

 

少しずつ依存しているものから離れていき、最終的には何にも縛られることなく人生を歩めたらと思います。